〔095〕湯槽谷山 (801m)

標高差 440m
兵庫県神戸市北区有馬町

2004年02月28日


駐車場に金を払いたくないので林道途中まで上がり、離合スペースに車を停めて温泉街の登山口まで降りる。 総合観光案内所横のネットで調べておかないと判らない赤提灯が目印の登山口を登り始める。
落葉山(妙見宮)までは簡易舗装された参道が続き、車で直下まで行ける道も付いている、眼下に有馬温泉街を見ながら15分も歩くと山頂に着く。
落葉山を通り過ぎ、鞍部まで下りるとロープウエイ駅からのショートカット道と出会う、両側が崖の巾の狭い尾根道を歩き、急登を登ると灰形山に着く、南に展望が開けており、目の前に湯槽谷山がそびえる。

灰形山から大きく下り、鞍部に下りると紅葉谷からの合流点になるが紅葉谷側の道は工事中で通行止めになっている。鞍部からはきつい登りが続き、一汗掻くと1時間10分で湯槽谷山(801m)に着く
ここも通り過ぎ湯槽谷峠に下り、六甲山頂へ通じる番匠屋畑尾根との分岐点を湯槽谷側へ下る、湯槽谷は苔むした沢道で雰囲気最高、沢の中を歩く部分もある。
湯槽谷山から37分で林道終点に出る、ここからは有馬四十八滝を見る為、紅葉谷に入る、紅葉谷は上級コースとなっているが小さな子供でなければ特に危険な箇所はない、有馬三山は今一であったが、滝周辺の沢は滝の雄大さも含め六甲山にこんな良いところがあったのかの感じ。
林道を車まで下り、3時間30分で有馬三山、有馬四十八滝の内の3滝を終える。
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駐車場代は温泉街で千円、ロープウエイ駅で600円、
林道まで行けば無料、但し、落石注意が車に当たる可能性あり。

温泉街の案内所横にある有馬三山の登山口は、調べておかないと
一寸判り辛い。 入口の赤ちょうちんが目印。
参道を15分も歩けば ”妙見寺”がある ”落葉山”(533m)
に着く。 展望悪し、見所無し。

落葉山より見た湯槽谷山。
遠い様に見えたがそうでもなかった。

鞍部から見た ”灰形山” そう遠くはない。

ロープウエイ駅からの登山道との合流点。 こちらの道を使えば ”落葉山”はショートカット出来るが、それでは ”有馬三山”の全てを通れなくなってしまう。

灰形山”(619m)に着く。 南面のみ展望が開ける。
山頂の標識はくたびれていた。
”灰形山”から見た ”湯槽谷山”。
要所要所に現在地の判る地図があり、方向音痴としては非常に助かる。
鞍部から急登が続くが、それも25分程の我慢。
登り途中から 高尾山と蓬ガ山 が見えたが、
良く見えてこの程度、展望の良い箇所は無い。
1時間10分にて ”湯槽谷山”(801m)に着く。 展望は無し、上の記念板は例によって西宮勤労山岳会のものだった。
”湯槽谷山”の山頂全景。
湯槽谷山からはしばし雰囲気の良い道が続く。
”湯槽谷”の苔むした沢道、ここも雰囲気最高だった。
水が流れている沢を歩く。
水量は少なく靴が濡れることはなかった。
音がするので見上げると、
遥か上空にロープウエイが通っていた。
この地図を頼りに滝巡りをする。
白石滝” 貧素に見えるが上部から3段になっており迫力はあった。
  先週のリベンジとして有馬三山に登ったが、予想に反して1時間ちょいで登れた。
林道終点まで行けば湯槽谷山にはもっと簡単に登れる。

有馬三山は良いところ無しであったが、おまけに行った有馬四十八滝は3滝しか行けなかったが上級者コースの秘境的な場所にあり、今回見付けられなかった滝も今後行ってみたい。 まだ行っていない県下有数の天滝を見ておかないと、六甲の滝を語れないと思うので近々天滝に行く予定。
六甲山は子供の頃よく遊んだふるさとの山であるが、表六甲しか行っていないので裏六甲にこんな良い所があるとは知らなかった。 しばらくは六甲山にはまりそう。
ウィキペデアのHPの中に ”有馬四十八滝”のきれいな写真をみつけましたので無断でリンクしました。
有馬四十八滝 ← クリックでジャンプします。
滝を撮るにはスローシャッターが必須だが、マイカメラのスローシャッター操作を知らない。 覚えておかなければ・・・
百間滝” この滝は寒い冬はアイスフォールになるらしい。今は隅に一部残るのみ、実物は迫力ある大きな滝です。
似位滝” 百間滝と変わらぬ落差であるが巾は狭い、
滝は人が立って居ないとスケールが判らない。残念!
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有馬三山と有馬四十八滝
ゆぶねだにやま
兵庫100山』   残念ながら氷瀑を見ることが出来なかった。 
”湯槽谷”を下り終えて、R・W駅からの林道終点に出る
こここが ”六甲山登山”、”有馬四十八滝巡り”の起点となる。